サウンドスケープ

今日コインランドリにいったら、ＢＧＭとたくさんの洗濯機、乾燥機の轟音が混ざって、気持ち悪くなりました。

世にはいろんな人がいて映像的記憶、写真的記憶という驚くべき記憶力を持つ人たちがいるらしい。
いっぺんも倣ったことが無いのに聞いただけでピアノ曲を弾いて見せるとか、見た風景を細部まで克明に描けるとか電話帳を記憶できるとか。
またビデオで撮影したみたいに動画で記憶できるひともいるそうです。
においもあたかも、いままさに嗅いでいるように再生できっるとかです。
きっと大変だろうな、見たくない聞きたくないことも覚えてしまうというのは。

ピアニストのグールドという人は、天才といわれ、斬新な解釈で演奏し、鼻歌をうたいながらレコーディングしたり奇行で有名な人だったそうです。偏食で、病気のためたくさんのクスリを服用していたそうですが、
得意な感覚を持った人にとって普通の生活は苦痛かもしれません。

たとえば、日本のデパートなど何種類ものＢＧＭを同時に流していて、普通の私でもいると気分が悪くなるほどです。絶対音感とか耳の鋭い人が来たら、具合が悪くなるのではないかと思います。
でも、音楽家の人たちがそのような環境にたいしてものいうことはめったにないみたいです。
日本のサウンドスケープが向上しないのはそのせいかも。

駅も発車メロディがうるさいし、リゾート地も一時はコムロサウンドばっかりだった。
バスの中もＢＧＭがなっているし、公共プールまで歌謡曲が流れているので呆れた。

ピアノほかの楽器習うのも普通で、音大いくのも普通で、偉大なアーティストが育ってますが、
そういうひとは町にでないのかしらと思います。

でも
デパートは布と紙と香料の匂いがしてすきなんです。
生地についてる糊とか包装紙に香料でも入っているんでしょうか。
スーパーなんかでは焼き鳥とか餃子、焼き芋の屋台をおいて匂いで客を吊るそうです。
最近はワッフルとか洋菓子もあるけど、やっぱりしょうゆのこげる系がいいなと思います。