奥華子コンサート

時をかける少女の「変わらないもの」と不動産屋のCMしか知らなかったがコンサートに行ってきました。たった一人でバンドもつれずにピアノ弾き語りだけでいろいろな曲を、お話も交えながら三時間近くもやったのはすごいと思いました。

手嶌葵と劇団四季 SONG＆DANCE

続けてコンサートに行ってきました。まずは手嶌葵です。すてきな歌声でした。ジブリ映画の唄も良かったですが、スタンダードナンバーが良かったです。
もうひとつは劇団四季のSong&Dance。
劇団四季が上映してきたミュージカルの中から選んだ曲を並べてあるというもの。
劇団四季は見たことがなかったのですが、見ごたえありました。
唄は素晴らしいと思いましたがダンスもうまかったのですがやはりバレエシーンはバレエダンサーのようにはいかないなと思ってしまいました。」でも演技と歌とダンスとどれもできなければならないのですごかったですよ。

宝塚歌劇「若き日の唄は忘れじ」

宝塚歌劇雪組の公演「若き日の唄は忘れじ」「ナルシスノアールⅡ」を観劇してきました。昼の部だったんですけど、朝から悪天候で電車が遅れているかもしれないから早めにでました。あんのじょう５０分ほども遅れていました。駅に着いたらタクシーか、などと思い詰めたけれどなんとか乗り継げて開場前に劇場につくことができました。
それにしてもすごいパワフルなステージでした。
若き日の唄は忘れじは、藤沢周平原作の時代劇です。あのしぶい藤沢作品を洋舞のイメージが強い宝塚がやるってどんなんだろうと思いましたが割と普通に見られました。細かいところまでよく作りこんでいえるというか衣装も良かったけど大道具なども工夫をこらして場面をよく表現できていたと思います。普段ミュージカルとかをめったに見ないのでなんともいえないですけど美しい舞台でした。
そしてレビューの「ナルシスノアールⅡ」です。これは楽しみにしていました。期待を裏切らない舞台でした。雪組トップの壮一帆をはじめとした素晴らしい歌とダンスで魅せました。ラインダンスも生で見られたし。足がきれいで衣装のドレスやズボンで隠れるのがもったいないと思うほど。おなじみのスタイル、お尻に羽飾りをつけて歌い踊るのも「大変だなあ」と思いましたがこれを一日二回公演するのかあ、と思ったらほんとうにすごいパワフルというかガッツなのでした。
いやあ７千円もはらったけどその価値はありました、休憩も入れて３時間だけどあっというまの楽しい時間でした。次の上演まで１時間しかないので、そこで衣装やメイクを変えて、道具類を片づけて配置し直しスタッフはともかくキャストはお弁当を食べる時間なんかないんだろうな。１０００円もだしてパンフレットも買いましたが買ってよかったです、非常に細かく解説があってかゆいところに手が届くパンフです。今回オペラグラスを忘れてしまって残念でした。買うという選択肢もあったけどやはりお金の無駄だから。
物販もいろいろありましたが地方公演だから規模が小さいのでしょうね、トップになるとイメージしたグッズなども作ってもらえてブロマイドもトップの人のばっかりで組を背負って大変ですねえ。ほんとうにすごいことです。

山本潤子コンサート

山本潤子さんのコンサートに行ってきました。山本さんはキャリアが長く、赤い鳥、ハイファイセットから現在のソロになるまで何十年も歌ってきた人です。きれいな声は年をとっても変わらずに輝いています。
二時間ぐらいのコンサートで小ホールという小さい会場ですがいっぱいにうまっていて私は３列目の一番端っこでした。それにしても名曲ばかりでほんとうに行ってよかったと心から思われるコンサートでした。いまやっているテレビCMや、映画エヴァンゲリオン新劇場版の二作目でも流れてた「翼をください」を歌った人なんですよね。すごいです。
帰りにはアピタで買い物してリンガーハットの長崎皿ウドンを食べました。
なにかうどんをウドンと書くと関西風な感じがしますよね。うどんといっても細い麺を揚げたものに野菜たっぷりの餡をかけたものなんですけど

李香蘭 クライマックスな人

ＤＶＤだけど、ミュージカル李香蘭というのを見ました
劇団四季は見たことがなかったのではじめてです
はっきりいって李香蘭より、川島芳子と旧日本軍の軍人というタイトルにしたほうがよいと思いました。
李香蘭より川島芳子のほうが出番が多く目立ってます。

昔のレビューや名曲が聴けるかと思ったらあまりなくて、戦時下の満州の、軋轢や事件、生活が踊りや音楽でつづられるのですが、ちょっとうんざりです。
なぜなら毎年８月になると終戦記念日にこの手のドラマや映画の放送があっていままでたくさん見たからです。

忘れてはならぬことであるというのはよーーーくわかりますが、ちょっと残念でした。
そして軍人さんたちが、あの制服でピルエットなどバレエのステップを踏み飛んだり回ったりされると、かなり嫌でした

そういう文化など何も知らずに、戦地に送られたであろう人も多くいらっしゃるからです

でも李香蘭、山口淑子さんのたくましさはすごいと思います。私が知ったときにはもう議員になってたと記憶してます。

その前に、死刑寸前までいったのにめげずに芸能活動をして、アメリカにまで演技の勉強をしに行き、イサム・ノグチと結婚してたというではありませんか。
イサム・ノグチは私も好きなアーティストですが、ぜんぜん知りませんでした。

さらに芸能活動やめて１０年ほどもブランクがあっても復活すごい根性です
電王じゃないけど「最初から最後までクライマックス」というのはこの人のような人にふさわしいと思いました。

長生きしてください