李香蘭 クライマックスな人

ＤＶＤだけど、ミュージカル李香蘭というのを見ました
劇団四季は見たことがなかったのではじめてです
はっきりいって李香蘭より、川島芳子と旧日本軍の軍人というタイトルにしたほうがよいと思いました。
李香蘭より川島芳子のほうが出番が多く目立ってます。

昔のレビューや名曲が聴けるかと思ったらあまりなくて、戦時下の満州の、軋轢や事件、生活が踊りや音楽でつづられるのですが、ちょっとうんざりです。
なぜなら毎年８月になると終戦記念日にこの手のドラマや映画の放送があっていままでたくさん見たからです。

忘れてはならぬことであるというのはよーーーくわかりますが、ちょっと残念でした。
そして軍人さんたちが、あの制服でピルエットなどバレエのステップを踏み飛んだり回ったりされると、かなり嫌でした

そういう文化など何も知らずに、戦地に送られたであろう人も多くいらっしゃるからです

でも李香蘭、山口淑子さんのたくましさはすごいと思います。私が知ったときにはもう議員になってたと記憶してます。

その前に、死刑寸前までいったのにめげずに芸能活動をして、アメリカにまで演技の勉強をしに行き、イサム・ノグチと結婚してたというではありませんか。
イサム・ノグチは私も好きなアーティストですが、ぜんぜん知りませんでした。

さらに芸能活動やめて１０年ほどもブランクがあっても復活すごい根性です
電王じゃないけど「最初から最後までクライマックス」というのはこの人のような人にふさわしいと思いました。

長生きしてください